2022 全日本ロードレース選手権併催MFJカップJP250 開幕戦
モビリティリゾートもてぎ(栃木県)
全長4.8km、コーナー数14(右8、左6)、最大直線長762m、高低差30.4mの国際規格サーキット。
2輪ロードレースの世界最高峰“MotoGP™”を日本で唯一開催。
4輪レースも国内最高峰の“SUPER GT”や“スーパーフォーミュラ”などを開催しています。
HPより抜粋
4月2日 晴天の下、モビリティリゾートもてぎroundが開催された。
予選では集団で走りペースを上げようとしたがピットとの連携が破綻してしまい、12位に沈んだ。
決勝では予選でやっと形になった走りで順調に順位を上げる。
そして、トップグループに追いついたその時。
前方の車両が転倒、巻き込まれ転倒でリタイヤとなった。
◆事前情報
初めての未経験サーキット、レースまでに許された練習時間は2時間。
経験したことの無い緊張感の中レースウィークがスタートした。
まずはサーキットを覚えるために走りこむ。しかし全くペースが上がらない。
タイムリミットが迫る中、サスペンション屋さんからのアドバイスでセットを大幅変更。
これが功を奏し、ラスト数周で十分とは言えないがタイムペースが上がった。
予選中ではトップタイム付近は出せる確信をもって翌日のレースに備えた。
◆所感
初めての遠征、初めてのサーキット。
初走行から数時間でトップタイムまで出さないといけないレースはこれが初めてでした。
程よい緊張感とある程度の自信をもって走った1枠目で現実を知りました。
岡山のセッティングで出走したのですが、全くマシンが曲がらないんです。
他の選手と同じライン、同じ速度でコーナーに進入しても飛び出てしまう。
走らせ方が悪いのだろうと色々試しましたがどうにもなりません。
そんな中で、アドバイスをいただきセット変更。岡山では考えられないくらい姿勢が変わりました。
こんなのでまともに走れるわけないだろうと思いましたが走ってみてびっくり。とても素直に曲がる
マシンになりました。場所に合わせた適正なセットがどれほど大切かを痛感しました。
決勝では巻き込まれ転倒となってしまいましたが、大きな気付きと課題を持ち帰ることができました。
応援してくださいました皆様、本当にありがとうございました!
次戦は事前準備を含め万全の体制で挑みたいと思います!
土岩 直人